3月文庫新刊から厳選

もう情報としての価値がないくらい遅くなってしまったので、本当に個人的に欲しいものだけのリストです。
ダン・ブラウンダ・ヴィンチ・コード(上中下)』角川文庫 3/10 ←大ヒット作が映画公開に合わせて3分冊で文庫化。
小林泰三『脳髄工場』角川ホラー文庫 3/10
二階堂黎人・編『新・本格推理06』光文社文庫 3/14
鯨統一郎『間暮警部の事件簿』小学館文庫 3/7 ←こ、これはもしや、かのケッ作『「神田川」見立て殺人』の文庫化では? これまたダメダメ作品なのだが、もし書き下ろし新作が入っていれば買うかも(結局好きなのかよ!?)。
藤岡真『白菊』創元推理文庫 3/下 ←発売延期ですね。ところで日販の文庫新刊リストも「本やタウン」も、先月からずっと「藤岡信」と誤記したままなので、創元さんは文句の一つも言っておいた方がいいと思います。
ジョン・ディクスン・カー『剣の八』ハヤカワ文庫 3/上
奥田英朗イン・ザ・プール』文春文庫 3/10
西原理恵子『はれた日は学校をやすんで』双葉文庫 3/16 ←これは号泣必至の大傑作! 普段のブチ切れキャラも、あのふざけたタッチの絵も、こういう作品が書けるからこそなのだ。かつて少女だった人、今学校に通っている人、学校に行ってない人、そしてそれ以外の全ての人は必ず読んでいただきたい。つまりは「全員必読」ということだ。