『不思議な数Πの伝記』

不思議な数πの伝記

不思議な数πの伝記

最初から最後まで、「円周率」という不思議な数のみの話題で一冊になった本。近似値・求め方の歴史から、各数字の「出現頻度」、各国版の「暗記法」まで、様々な切り口で書かれている。結局のところ、やっぱり不思議な数だよねΠって、てな印象しか残らないのも事実。
そういえば私が子供の頃は、「円周率を何万桁まで暗記した」とかいうおじさんがよくTVでそれを披露していたものだ。パソコンで一兆桁を越える世界にまで達した現在となっては、何の意味もないことなのだが。