『蘇るPC-8801伝説』

蘇るPC-8801伝説 永久保存版

蘇るPC-8801伝説 永久保存版

MSX世代だった私にとってはPC-8801シリーズは「夢のマシン」だった。パソコン誌で毎月のようにページが割かれていたPCシリーズ用のゲームを見ては、羨ましくて仕方なかった。「ザナドゥ」がその代表格で、ドラスレシリーズでは「ロマンシア」は比較的初期にMSXに移殖されたのでやったくらい(「ロマンシア」って今思い返しても酷いゲームだったよね←一応褒めているつもり)。「ハイドライド」シリーズも移殖版をやった。あれ、結構やってるかも?
それはともかく、一時代を作ったマシンとゲーム開発に関わった人たちのインタビューを中心に構成された本だ。メインメモリが64KBなんて、今から考えるとおもちゃにもならないスペックだな。8ビットだからね。
当時のゲームがエミュレータで再現されているのだが、やっぱり8ビットの世界の再現なので、見た目は厳しい。スクロール具合などの操作性もやや難。やはり昔を懐かしむ人向けか。