「フライ・ダディ」 - 政宗九の視点

イ・ジュンギ主演『フライ・ダディ』オフィシャルサイト
 金城一紀原作で、岡田准一・堤真一主演で映画化された「フライ，ダディ，フライ」の韓国リメイク版。主演二人はこっちの方が原作のイメージに近いと思う。特に父親役のイ・ムンシクは、頼りなさ振りと後半の変化がぴったり。他はほぼ原作＝日本版と同じ。違うのは「ザ・ゾンビーズ」がいない（イ・ジュンギ他数人で全て段取りをつけてしまう）ことと、最後の試合がグラウンドではなく体育館ということくらい。しかしあれだけダメージ受けていて、よく形勢逆転できるもんだなあ。
個人的には、父親が娘の昔のビデオを観るシーンが涙腺緩む。あれは原作でも日本版でもコミック版でも泣いたシーンだ。韓国版は、お母さんをやっていた女優さん（名前が分からないが）もとっても美人さんだった。
イ・ジュンギは、なんとあのチョナン・カン主演「ホテル・ビーナス」で見出された俳優で、「王の男」で一躍大スターになった。「王の男」も先日DVDで鑑賞したが、素晴らしい作品だった。
（以下参考作品）