松岡正剛『ちょっと本気な 千夜千冊虎の巻』

ちょっと本気な千夜千冊虎の巻―読書術免許皆伝

ちょっと本気な千夜千冊虎の巻―読書術免許皆伝

求龍堂から出た『松岡正剛 千夜千冊』全7巻の解説的な本。あらゆるジャンルを系統的にまとめ、必読本を紹介しており、これだけでも千冊分読んだ気になる傑作。
「読書法」もいくつか紹介されているが、なかでも「目次読書法」になるほどと思った。目次にはその本の骨組みがあからさまになっているから、それを活用せよ、という読み方だ。これからの読書では、まず「目次」を熟読することから始めることになるだろう(さすがに小説はこの読み方は当てはまらないが)。
(参考)
松岡正剛の千夜千冊・遊蕩編(「千夜千冊」の続編)