メルマガ第12号より

政宗九のお薦め読書通信メルマガ版」第12号より、情報系の部分を抜き出して引用します。

政宗の本コラムその2:京都のミステリ系イベント情報

 6月は関西というか京都にて、ミステリ作家を招いた大きなイベントが2つあるようですので、ご紹介します。

皆川博子講演会
 同志社大学のミス研主催で以下の通り行われます。

・開催日:6月14日(土)
・会場 :同志社今出川キャンパス・至誠館32
・入場料:無料
※事前予約やチケット配布はございません。

詳しくは同志社大ミステリ研究会HPを参照してください。
http://www.donet.gr.jp/%7Edms/cgi-bin/wiki/wiki.cgi?page=DMS+Wiki


●「綾辻行人有栖川有栖のミステリ・ジョッキー」
 花園大学公開講座の形で行われます。

・開催日時:2008年6月21日(土) 14:00〜(開場13:00)
・会場:花園大学 無聖館5階ホール(入場無料 申込み不要)
・講師
 綾辻行人
 有栖川有栖
 司会:佳多山大地
※ 講演中の録音および撮影は、固くお断り申しあげます。

こちらもHPの案内がありますので、詳しくはそちらをご参照ください。
http://www.hanazono.ac.jp/education/lifelong/open/mystery080621


ちなみに政宗は、花園大の「ミステリ・ジョッキー」に顔を出そうと考えています。まだ確定ではありませんが、よほどのことがない限りは参加予定です。もし参加される方がおられましたら、お気軽に声をかけてください。


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政宗の本コラムその3:京都水無月大賞

 書店員が投票で選ぶ賞として「本屋大賞」は有名になりましたが、実は実行委員の皆さんは完全ボランティアによる有志で運営されています。今でもそうです。つまりは、バックボーンなどない、ほとんど手作りの賞なんですよね。それがあんなに大きな賞(影響力でも)になるとは、運営されている皆さんも予想していなかったでしょう。

 それに触発された、というわけでもないかも知れませんが、同じように書店員による手作りの賞がいくつか立ち上がり、それぞれに独自の盛り上がりを見せています。
 書店員さんが選ぶ賞として、千葉県の書店員さんたちが選ぶ「酒飲み書店員大賞」なるものがあります。既に第3回の大賞が決定しています。

http://www.webdokusho.com/event/sakenomi/

 この「酒飲み書店員大賞」に影響を受けた形で、京都の書店員さんたちがお薦めの本を選ぶ賞が発表されています。6月に発表されることから、「京都水無月大賞」と名づけられたようです。

http://d.hatena.ne.jp/minaduki_taisho/

 栄えある第一回目の「京都水無月大賞」は、加納朋子『レインレイン・ボウ』に決定しています。
加納朋子『レインレイン・ボウ』集英社文庫 560円
http://www.amazon.co.jp/dp/4087460894/ref=nosim/?tag=masamuqnoshit-22

「本好きが集まって独自の賞を作る」という乗り、大好きです。いつか、私もやってみたいですね。