『汝の名』『世紀の発見』『ドバイの憂鬱』『落語論』『ハッブル望遠鏡で見る宇宙の驚異』『猫を抱いて象と泳ぐ』

二週間ぶりの更新となってしまいました。この間に読んだ本を簡単にまとめます。

汝の名 (中公文庫)

汝の名 (中公文庫)

勝ち組への執着が生む事件。後半の展開が意外で、予想以上に楽しめたが、詰めが甘いか。


世紀の発見

世紀の発見

このたび芥川賞作家になった磯崎憲一郎のひとつ前の作品。だが私には理解できなかった。申し訳ない。


ドバイの憂鬱 (PHP新書)

ドバイの憂鬱 (PHP新書)

ドバイのバブル崩壊ばかりが話題になっているが、その周辺各国・都市はまだ堅実な成長を続けている。ドバイモデルが反面教師になっているようだ。


落語論 (講談社現代新書)

落語論 (講談社現代新書)

落語論など意味がないと言いながら落語を語っている自己矛盾本。だが目ウロコな事実も多く、面白かった。


本は従来のハッブル本とほぼ同じ(図解が面白い)。DVD-ROMが便利。


猫を抱いて象と泳ぐ

猫を抱いて象と泳ぐ

素晴らしい。本当に素晴らしい。こんな物語を読めることを幸せに思う。
今年のミステリ以外のベスト。