坂本真綾の満月朗読館/乙一『ベッドタイム・ストーリー』について
「坂本真綾の満月朗読館」とは、星海社のサイト「最前線」の企画として、2010年の満月の夜に声優の坂本真綾さんが文学作品を朗読する、というものでした。
その朗読作品が朗読CD付きで今年発売されています。
9/15には、乙一さん原作の『ベッドタイム・ストーリー』が発売されます。
ベッドタイム・ストーリー(星海社朗読館) (星海社FICTIONS)
- 作者: 乙一,坂本真綾,釣巻和
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/09/16
- メディア: 単行本
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この作品について、「本が好き。」というブログで驚きの告白がなされていました。
「本が好き。」は乙一ファンでミステリ好きのHN:黒子さんが運営されていたブログでしたが、2009年に白血病で27歳という若さで亡くなられています。今は婚約者だった方が時折更新されています。
なんと、乙一さんは、黒子さんと婚約者さんをモデルにして、『ベッドタイム・ストーリー』を書かれたのだそうです。
とても素敵なお話に仕上がっているとのこと。黒子さんも喜んでいるのではないかと思います。本当におめでとうございます。
黒子さんは実は「インターネットで選ぶ本格ミステリ大賞2009」に参加してくださいました。
[id:mmmichy:20090515]
この縁もあって、ずっと気にかけていたブログの一つでした。
『ベッドタイム・ストーリー』をぜひ買って読みたい、そして、聴きたいと思います。