(調整更新)2014年2月の読書メーターまとめ

すみません、またも1ヶ月遅れの調整更新です。3月分は4月に入ったらすぐにアップしたいと思います。

2014年2月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:3117ページ
ナイス数:161ナイス

角川映画 1976‐1986 日本を変えた10年 (単行本)角川映画 1976‐1986 日本を変えた10年 (単行本)感想
角川映画が一番元気だった頃の記録だが、それは同時に当時の映画産業と角川書店と角川文庫と角川春樹の歴史でもある。角川春樹時代の角川の話が今のKADOKAWAから出てる、というのも何気に凄いことだ。大林宣彦監督もかなり重要な人物として登場する。日本の映画史・出版史を振り返る上で資料的価値も高いだろう。
読了日:2月28日 著者:中川右介
俺物語!! 5 (マーガレットコミックス)俺物語!! 5 (マーガレットコミックス)感想
なんだか普通に恋愛漫画として面白くなってきてないか? もう猛男がモテモテのイケメンにしか見えないw いい歳した男が読んでもきゅんきゅんするわ。スナの立ち位置も絶妙だね。
読了日:2月28日 著者:アルコ
聖なる怠け者の冒険聖なる怠け者の冒険感想
その作品世界に浸りたい、ずっと読み続けたい小説というものがあるなら、私にとっては本書がまさにその代表格であろう。ぽんぽこ仮面や謎の組織などの不思議な人物たちや不思議な話の畳み掛けがクセになってくる。面白い、というよりは、読んでて実に楽しい作品だった。モリミー独特の文体は読者を選びそうだが、私にはド嵌りした。
読了日:2月28日 著者:森見登美彦
昨夜のカレー、明日のパン昨夜のカレー、明日のパン感想
味のある登場人物たち、ほっこりするストーリー、そして、さらっと放たれる重みのある言葉たち。なかなかいい小説を読ませてもらいました。すぐにドラマ化できそうな気がする。
読了日:2月24日 著者:木皿泉
とっぴんぱらりの風太郎とっぴんぱらりの風太郎感想
時代小説でも忍者ものでも、万城目学さんはマキメマナブの世界そのままだった。奇想・想像力もいつも以上に乗りまくり、後半は一気読みだが、過去作では味わえなかった余韻にも浸れた。さすがです。
読了日:2月21日 著者:万城目学
さようなら、オレンジ (単行本)さようなら、オレンジ (単行本)感想
私にはやや難解な小説だった。ただ、この作品が評価されているのは分かる気がする。
読了日:2月13日 著者:岩城けい
ランチのアッコちゃんランチのアッコちゃん感想
いいですねー。アッコちゃん本人よりも、彼女の影響を受けて大なり小なり変化していく女性たちの姿がいい。応援したくなる。各作品とも、サクッと読める分量なのもポイント高い。
読了日:2月13日 著者:柚木麻子
村上海賊の娘 下巻村上海賊の娘 下巻感想
いやはや、噂通りのすごい作品だった。下巻の海戦は圧巻の一言で一気読み。景も魅力溢れる子だ。時代小説でこんなに興奮したのも久しぶりかも。
読了日:2月4日 著者:和田竜
村上海賊の娘 上巻村上海賊の娘 上巻
読了日:2月4日 著者:和田竜

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